専修学校にはこんな感じの背景や歴史があります。

専門学校を知る

この投稿では、専修学校が出来上がるまでの背景や専修学校として認められる最低限度の条件を知ることが出来ます。

専修学校が出来る前

明治時代頃から、いろいろな職業や資格を学ぶ学校が沢山出来始め、大正時代には2,000校ぐらいの学校ができ、生徒の数も200,000万人以上いました。

職業や資格を学ぶ学校と言っても、自動車教習所とか、料理の学校とか、洋服を作る学校とか、そろばん塾とか、、、。中には学習塾や予備校なんかもこの仲間でした。

時代は大正から昭和になり、第2次世界大戦終戦後から日本は復興期に入り、いろいろな仕事が新しく生まれてきました。これと同時に仕事を学ぶための学校や仕事をするための資格を取る学校も沢山増えてきました。

でも、同じ仕事や同じ資格を取るための学校でも、学校によって教えることや、学ぶ時間、先生の能力、授業料とかがバラバラで、学びたいと思ってもどの学校に行けばいいのかが分かりませんでした。

専修学校誕生

学校数は、何千校・何万校と出来てしまう中、中高生たちがどうやって学校を選択すればいいのか、どれだけお金がかかるか分からないと困ってしまい、就職先の企業からもこの学校を出るとどれくらい働く力が身についているのか分からないと困ってしまう状況のなか、、、。

これは、国としても一定のルールを作ってわかりやすくしよう!!

ということで、1976年1月に出来上がったのが専修学校制度です。

専修学校として認められる最低条件は次の3つ。

専修学校として認められる最低限度の条件は以下の3つです。この基準は今(2021年)でも続いています。

  • 学ぶ期間は1年以上
  • 学ぶ時間は800時間以上
  • 生徒数は常時40人以上

ポイントに書いてあるのは最低条件で、他にも教員の数とか校舎の面積とかがルールとして決められています。

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